研修センターのご案内
研修センターのご案内
私達全国の法律事務員は、私達自身の能力・知識向上をめざす運動にこれまで取り組んできました。
今から20数年前から、全国各地で法律事務職員による自主研修会・勉強会が行われ、各単位弁護士会にも事務職員研修の必要性を訴え続ける中で、現在では少なくない単位会で、法律事務職員向けの研修が取り組まれるようになっています。
さらには現在、日弁連では法律事務員の養成を主たる目的とする事務職員能力認定制度が検討され、研修をめぐる制度整備が進み出そうとしています。
私達は、このことをこれまで私達が行ってきた運動の方向と一致しうるものと考え、私達の要求である全国統一研修制度実現に向けた一歩として歓迎しています。
こうした状況のもと、法律事務員の側にもこれまで以上に、法律事務員の研修制度の実施・運営を確実なものとし、業務能力・法的知識・資質を向上させてゆくための努力と体制が求められています。
そのため、06年4月、全国の法律事務職員の集まる団体である「法律事務員全国連絡会(法全連)」「全国法律関連労組連絡協議会(全法労協)」が母体となり、本「法律事務職員全国研修センター」を立ち上げました。
当センターでは、現在日弁連で進みつつある事務職員能力認定制度に対し、現場の事務職員の声を届け、よりよい制度を作っていくための要請に取り組みつつ、同時にその環境整備として、研修テキスト「法律事務職員実務講座」を発行。現場のベテラン事務職員が共同で執筆した実務書として好評を博しております。
また、日本弁護士連合会、東京弁護士会、第二東京弁護士会、大阪弁護士会、京都弁護士会、埼玉弁護士会、群馬弁護士会他多数の弁護士会に事務職員むけ研修会の講師を派遣しております。
今後とも皆様のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
2007年7月1日
有限責任中間法人法律事務職員全国研修センター
筆頭理事 新居崎 俊 之